前回の続きです。
写真ブログなのに、すっかりコンピュータ系ブログになっちゃってますね(笑。
ファイル復旧の記事はあと2回ぐらいで終る予定です。
・・・
さて、ファイル復旧ですが、まず「PhotoRec」をダウンロードしなければ話が進みませんよね。
次のリンクからダウンロードしてきます。
「PhotoRec」のダウンロードページ(「PhotoRec」は「TestDisk」というパテーション修復アプリケーションと一緒になってます。)
「PhotoRec」はオープンソースで開発が続けられている高機能なアプリケーションで、ゴミ箱を空にして消してしまったファイル群の中から任意の拡張子を複数個指定してファイルを復元できる優れものです。
対応OSは次の通り。
・Dos/Win9x
・Windows NT/XP/2000/2003/Vista
・Linux
・Mac OS X
・Linux RPM
・Linux SRPM
わたしのパソコンはMacなので、ここからはMac OSX環境下でのファイル復旧を書きます。
このアプリケーションの操作は若干特殊な操作が必要です。
技術者やプログラマーなら簡単なものでしょうけど、一般人の私達には馴染みが薄い操作なので苦手に思う方も多いと思います。でもでも順を追って作業を進めれば怖くありません。大丈夫☆
すべては大事なファイルの復旧の為です。なるべくMac初心者の人でも分かるように書きますね。
かく言う私は一応ながらMac歴十ン年です(笑 ←何歳やねんという突っ込みは胸にそっとしまっておいて下さい。
手順
1)ダウンロードしたファイルを確認します。
・上記ファイルをダブルクリックして解凍すると「testdesk-6.8」というフォルダーが新たに出てきます。
・フォルダーの中身を開いて、さらにDarwinというフォルダーの中にPhotoRecがありますので、これをクリックしてアプリケーションを起ち上げます。
2)アプリケーションが起動しましたけど、なんだか無愛想な画面です。
ぜんぜん可愛くありません。。。
これから何をどうすればいいのかなぁ…って画面を眺めると、行の最後に「
Please enlarge the terminal.」って書いてあります。
「terminalをenlarge(=拡大)して下さい」ということなので、黒い画面を適当に下へ拡げてみました。そうすると、新たな文章が表示されました↓。
順に読むと、どうやら「矢印keyを使いファイル復旧させたいハードディスクを選び、enterを押して下さい」ということらしい。
しかし、実はここで問題が…。
リストアップされているハードディスクは下記の4台。
でも、このrdisk1,2というのは簡単に言うとdisk1,2の影武者なので、実際は2台しか無いのです。
Disk /dev/disk1 - 320 GB / 298GB (R0)
Disk /dev/disk2 - 320 GB / 298GB (R0)
Disk /dev/rdisk1 - 320 GB / 298GB (R0)
Disk /dev/rdisk2 - 320 GB / 298GB (R0)
ハードディスクが2台もリストアップされているのに何が問題なのかと言うと、わたしのMacBookにはハードディスクを3台繋げているからです。
・内蔵ハードディスク(80GB)が1台。
・Firewireに接続したハードディスク(320GB)が1台。
・USBに接続したハードディスク(320GB)が1台。
リストアップされたハードディスクはFirewire接続とUSB接続のものだけで、内蔵ハードディスクがリストに無かったのです。なので、外部ハードディスクを使っていない人はここでハードディスクが1つも表示されないという事態に直面します。
なぜ内蔵ハードディスクだけがリストアップされなかったのでしょう。。。
ここでつまずきました。。
しかし、調べたらちゃんと答えがありました。
余談ですが、このつまずきがあったので、これを記事にしようと思いました。
続きは
次回。